2月の半分が終わろうとしていますが、まだまだ寒い日が続いていますね。1年間で冬の時期は怪我をしやすいと言われています。この時期は気温の低さにより筋肉が自然と緊張して固くなっている状態になり、柔軟性が低下するため、ケガにつながるリスクが高くなります。
みなさんはRICE処置という方法を知っていますか?けがをした時の応急処置になります。
Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとった処置のことです。
Rest(安静)・・・炎症は24時間~72時間持続するため少なくともこの期間は痛みが出る動きをさけ、安静にしておきましょう。
Icing(冷却)・・・疼痛を緩和させるためにアイシングを行いましょう。1回のアイシング時間は10~20分程度。神経障害、感覚障害を引き起こさないように注意しましょう。
Compression(圧迫)・・・炎症により生じた腫脹などは、患部にとどまらず広がってしまいます。腫脹が拡散してしまうと、可動域制限や筋力低下を招く恐れがあるので、腫脹を最小限に抑えるために、包帯などを使って圧迫しましょう。
Elevation(挙上)・・・患部を心臓よりも下げてしまうと、血液は上から下に流れるので血流が増えてしまいます。患部を心臓より上に高い位置にあげましょう。
けがをした直後に適切に処置を実施し、炎症を最小限に抑え、競技復帰が早くなるようにしましょう!
新型コロナウイルス感染拡大に伴いプログラムが中止となりました。部活動やクラブチームの活動も制限がかかっているところもあると思います。今ある環境の中でできることを考え、自分の課題に目を向けて取り組み、この期間にレベルアップできるように頑張りましょう!!
Kidsの1年間の身体プログラムの様子