2026年9月9日水曜日

Kids 身体プログラム「タグラグビー」

  9月5日(土)、福岡県立福岡魁誠高校にて、福岡県ラグビーフットボール協会の小野氏、笹井氏を講師にお迎えし、Kids身体プログラム「タグラグビー」を実施しました。

 タグラグビーは、相手の腰についたタグを取ることでタックルの代わりとするスポーツです。ラグビーの楽しさを味わうだけでなく、仲間との連携や、周囲の状況を見ながら瞬時に判断する力が求められます。

 前半の練習では、タグラグビーの基本的な動きやルールを学びました。ペアになり、笛の合図でボールを獲って自陣まで走る一方、ボールを獲られた方は相手を追いかけ、腰についたタグを狙います。タグを取ったら、すぐに「タグ!」と大きな声で伝えることも大切なルールの一つです。受講生たちは、実際に体を動かしながら、ルールや動きを身につけていきました。

 続いて、四つ角にそれぞれのチームが入り、自陣へボールを運ぶゲームに挑戦しました。笛が鳴ると一斉にボールを獲りに走り、自陣にボールを3つ揃えたチームの勝利です。

 ここでは、ただ「速く走る」だけでは勝つことができません。「どのボールを獲りに行くか」「相手チームはどこに動いているか」「自分はどこに動けばチームのためになるか」など、周囲の状況を見ながら、次の行動を瞬時に判断することが求められます。受講生たちは、プレーを繰り返す中で、状況を把握し、自分で考えて行動することの大切さを学びました。

 後半は、チームに分かれてゲームを行いました。「どうしたらトライを獲ることができるか」「どうしたら守備がうまくいくか」をチームで話し合い、実際のプレーで試していきます。うまくいかなければ作戦を変え、もう一度挑戦する――。受講生たちは、仲間と意見を出し合いながら、トライアンドエラーを繰り返していました。

 スポーツでは、プレー中に状況が常に変化します。だからこそ、誰かに言われたとおりに動くだけではなく、自分で見て、考え、判断し、行動する力が大切です。

 今回のタグラグビーで身につけた「考える力」と「挑戦する力」は、ラグビーだけでなく、受講生一人ひとりが取り組む競技にもつながっていきます。

 失敗は、成長するための大切な一歩です。

 うまくいかなかったときこそ、考えて、工夫して、もう一度挑戦する。

 その積み重ねが、未来の可能性を大きく広げていきます。

今回のタグラグビーでは、仲間と声を掛け合いながら、自分で考え、試し、失敗から工夫して再び挑戦する姿が多く見られました。

 「向上心」「探究心」「専念心」を常に意識できるかが、限られた回数のプログラムの中で質を高めるための大切なポイントです。

 目の前のプログラムを「ただ参加する」のではなく、「何を学ぶのか」「どうすればもっと成長できるのか」を自分自身に問い続ける。その積み重ねが、競技力だけでなく、トップアスリートに必要な「人間力」の成長につながります。

 これからも一つひとつの経験を大切にし、自ら考え、挑戦し、成長する受講生を目指していきましょう。