2011年1月16日日曜日

地域タレント研修会2日目

2日目の日程が終わりました。今日は、まず、早朝7時からJOCハンドボールコーチングディレクターの田中氏から「早朝練習講座」を受けました。いろいろな動きをチーム対抗で競い合う内容ばかりでした。いかなる時でも自分たちで考え、勝つためにいかに行動をとるか判断することの大切さを学びました。
次に、9時からJOCの久木留氏より、スポーツ教育プログラムを学びました。チームジャパンの一員としての考え方や、オリンピズムについて学びました。そこでは、真のトップアスリートとなるためには、「考える力」の重要性を再認識できました。このプログラムの中で、クーベルタンの写真について、講師から「これはだれでしょう?」という問いがありました。これに対し、参加者の中で唯一、KIDS6年中山だけが挙手をし、「近代オリンピックの創設者」と答えました。しっかりと調べ学習を行っているところが素晴らしい限りです。
また、個人の希望により、体験活動(テニス・ボクシング・アーチェリー)・「施設見学」に分かれて行動しました。テニスに参加したJr.白神は「他の地域タレントでテニス専門の子のストロークのスピンの効かせ方に、本当におどろきました」と感想をもらしていました。ボクシングに参加したJr.猪股は「ワン・ツーのパンチの練習をした後のワン・ツー・スリーのパンチを、15秒×4回やったのが、相当きつく、勉強になりました」と語っています。そして、アーチェリーに参加したKIDS永吉は「簡単そうに見えたけど、実際にやってみると弓の引き具合や角度によって、ねらった方向とは違う方に行き、本当に難しかった」と感じていました。
いよいよ、午後からは、体力テストです。合計14種目にも及ぶテストに意欲的に取り組む受講生の姿がありました。数多くの中央競技団体の方々が見守る中、多くの受講生が高評価を得ていました。体格的にも魅力的なKIDS武田・坂田、スピード豊かなJr.吉冨、バランス感覚に優れたJr.三苫らだけでなく、全員が、「FUKUOKA」の名前をアピールしていました。中でも、Jr.森山は、閉会式にて、
30m走のトップということで、表彰を受けました。昨年度参加者Jr.3年山下未来のNTC女子シャトルラン記録139回を惜しくも更新できませんでしたが、Jr.白神の持久力も高く評価されました。
本日最後のプログラムとして、交流パーティーが行われました。主催者側が設定したテーブルに各地域のタレント受講生が座り、自己紹介やゲーム、プレゼンテーションを行い、親交を深めました。途中、各班に1名ずつオリンピアンが同席され、親密なコミュニケーションをとることができました。興奮気味の子どもたちばかりでした。KIDS6年戸田は「自分がやっているスポーツやタレント発掘事業に参加しての自分の伸び」について、分かりやすく発表していました。