12月17日(土)アクシオン福岡メインアリーナにて、タレント能力開発・育成プログラムJr.ハンドボールプログラムが行われ、福岡県ハンドボール協会の今福 正雄氏、鈴木 康信氏に御指導をいただいた。ハンドボールは、ダイナミックなシュートシーンやスピーディーな試合展開が魅力となっているが、6回目となる今回のプログラムは、オフェンス練習を中心に取り組んだ。
前半は2人組でのパス、ひざ裏タッチゲーム、腕立て伏せの姿勢でじゃんけんを行い、負けた方が3回腕立て伏せをやるなどして体を温めた後、スクエアパス、ハーフコートでの3対3など、スピーディーにボールを展開し、ディフェンスの状況を見てゴールを狙う練習を行った。
プログラムの後半では、その練習を活かして、ゴールキーパーを含むオールコートでの4対4を行った。受講生同士でボールを呼ぶ声だけでなく、「逆サイド!」「カウンター!」などディフェンスの状況を考えて攻める意識が高まっていた。
プログラム終了後、講師の方々から「球技系のスポーツ全般にいえることだが、ボールを持っていない人の動きが重要である。多人数で有利にゲームを進める戦術やスペースを上手く使うことが大切である」とお言葉をいただいた。受講生たちはゴール型競技の攻防の難しさを再確認することができたと思う。今回学んだことを忘れずに今後のプログラムに取り組んで欲しい。