2013年7月17日水曜日

Jr.知的プログラム スポーツ栄養学

  7月13日(土)アクシオン福岡第3・4研修室にて、小清水孝子氏(福岡大学スポーツ科学部教授)をお招きして、「スポーツ栄養学」の講義が行われた。
  前半ではスポーツをする上で、1日にどれくらいのエネルギー量を摂取するべきかを計算したり、昨日の食事を振り返り、主食・主菜・副菜・果物・乳製品の基本がきちんと摂れているかを確認した。
  後半では、試合でベストを尽くすためには消化吸収の速い、糖質を多く含む食品が適していることを学んだ上、試合開始1~2時間前、1時間以内、試合中、試合直後にはどんな補食を摂るべきかを、マグネット式の教材を使用し、食品選びの実践が行われた。ある受講生は「試合と試合の間がとても短いので消化吸収の良いバナナやスポーツドリンクを選んだ。」と、自分の経験と今回学んだことをしっかりリンクさせることができていた。
 受講生の必死にメモをとる姿や、最後の質問コーナーで「自分で簡単に作れ、栄養バランスの良い朝ごはんを教えて下さい。」など、積極的に質問をする姿から、オリンピックを目指す上での食事に対する意識の高さが感じられた。
 受講生はこれから食事を摂る際、足りない栄養素はないか判断し、自らメニューを組み立て、様々な場面で自分にあった食品を選ぶことのできる選手に育ってほしい。