プログラム後半は、相手に向かってタックルする練習や、スパーリングなどを行い、より実践的なものへと進んだ。タックルの練習では、タックルに入りやすい位置・タックル後「フォール」(マットへ両肩を1秒間付ける)へ持っていくための体の使い方などを学ぶことで、しっかりと相手に身を委ねたダイナミックなタックルができ、相手の両肩をマットに沈めることができていた。
最後は、2人組になり男女交互に45秒間のスパーリングを行った。ポイントやフォールを必死に奪おうと、相手に向かう闘争心が見え、次々と技をかけていった。45秒間という短い時間ではあるが、一瞬たりとも気を抜けず、受講生はとても長く感じたのではないだろうか。次回は、より試合に近い練習に移っていくが、残り2回のプログラムの中で一つでも多くのレスリングの技や、勝ち方を学んでほしい。