2013年7月3日水曜日

能力開発・育成プログラム Jr.レスリング

 629日(土)福岡大学ビクトリーホールで、仲野氏(福岡県レスリング協会)指導による第6回目のJr.レスリングが行われた。最初は、ランニングやストレッチなど様々な補強運動を念入りに行うことから始まった。次に、前転などのマット運動から倒立前転・後転倒立・ヘッドスプリングへと進んだ。受講生は、難易度の高い技でも、指導を受けたことを直ぐに活かし、身体をコントロールすることができていた。
 プログラム後半は、相手に向かってタックルする練習や、スパーリングなどを行い、より実践的なものへと進んだ。タックルの練習では、タックルに入りやすい位置・タックル後「フォール」(マットへ両肩を1秒間付ける)へ持っていくための体の使い方などを学ぶことで、しっかりと相手に身を委ねたダイナミックなタックルができ、相手の両肩をマットに沈めることができていた。
 最後は、2人組になり男女交互に45秒間のスパーリングを行った。ポイントやフォールを必死に奪おうと、相手に向かう闘争心が見え、次々と技をかけていった。45秒間という短い時間ではあるが、一瞬たりとも気を抜けず、受講生はとても長く感じたのではないだろうか。次回は、より試合に近い練習に移っていくが、残り2回のプログラムの中で一つでも多くのレスリングの技や、勝ち方を学んでほしい。