2015年7月1日水曜日

Kids能力開発・育成プログラム「タグラグビー」

 6月27日(土)、福岡県立須恵高等学校にて森田建氏、小林武弘氏(福岡県ラグビーフットボール協会)を講師に招き、第1回目のKidsタグラグビープログラムを行った。
 今回のプログラムでは、「チームとして上手くボールを運ぶためには?」を課題に取り組んだ。タグを使った鬼ごっこやチーム対抗のボール集めゲーム、円陣パスや対人パスを行った。多くの受講生が始めは慣れないボールさばきに苦戦し、自分のプレーにしか目を向けることができない様子であった。しかし、講師の先生からの、「チームのパフォーマンスを向上させるためにはまず声を掛け合うこと(コーリング)が大切である。」という指導の後は、お互いに声を掛け合い、一人ひとりがチームに貢献しようとする姿が見られるようになった。また一対一のゲームでは、オフェンス側は「後ろには下がらない。空いているスペースを見つけ前に進む。」ことを意識しながら、鋭いフェイントをとスピード感あふれる攻撃が見られるようになった。
 チームパフォーマンスは一人ひとりの力を掛け合わせることで発揮される。1人の力×1人の力×1人の力・・・が10にも100にもなる。このタグラグビープログラムでは仲間とのコミュニケーションを旺盛にすることを通して、個々の能力やチーム力を高めるとともに、福岡キッズとしてチーム力の向上、全体のレベルアップをさせていってほしい.次回の受講生の姿に期待する。