少しでも、食育プログラムで学んでいることを考え、食べ物を選ぶことはできていますか?
食事の大切さはすぐに実感できないので、つい食事への意識は低くなってしまうと思います。しかし、今食べている食事は必ず自分の体に表れます。
これまでのトップアスリートの方々の講話を思い出してみてください。
バレーボール元日本代表 諸隈直樹氏の経験談
小さい頃から、それほど体格差はなかった双子のお兄さんに夜ご飯をいつも分けてもらっていると、気付けばお兄さんよりも体が大きくなっていた。食事の効果を実感するのは、時間がかかるから今のうちからできる努力をすること。
元々食べることが好きで、練習がきつくても、しっかりとご飯を食べられたので、きつい練習を乗り越え、その後の大会で練習の成果を出すことができた。
お二人に共通することは、食べることが好きということ、それから、食べることにも積極的ということが分かります。櫻井氏は、「食べることが苦手な周りのチームメイトは、練習についていくことすらできていなかった。」ということもお話しされていました。
練習ができなければ、自分の能力を伸ばすことはできません。
皆さんが将来、真のトップアスリートとして活躍できる体を作るためにも、3か月後や1年後になりたい自分を想像し、それを実現するために食事への意識を変えてほしいと思います。競技能力の向上のために、競技も食事も好きになり、常に意欲的に取り組むことができるトップアスリートを目指しましょう!
事務局スタッフ 栄養士 西嶋