先月から各地で大会が再開してきています。タレント受講生から久々の大会で緊張して思い通りの力が発揮できないという意見がありました。今回は、「あがり症」について書きたいと思います。あがり症の特徴としては、「過去のトラウマがよみがえる」「プレッシャーを感じる」「準備不足や練習不足である」などがあります。私自身、前日から寝られないほど過緊張になりやすいタイプでした。特に、過去のトラウマによる緊張が大きく委縮してしまい何もできず、イップスになってしまう時期もありました。あがり症は、精神面の影響が関係しており、メンタルトレーニングや心のケアによって解消し、克服することができます。
ここからは、私自身が克服することができたものを紹介したいと思います。
ここからは、私自身が克服することができたものを紹介したいと思います。
1.大会前日の夜には、専門種目のことを考えない
ついつい試合のことを考えてしまうと不安になり試合で焦ってしまう情景が浮かんでしまい、緊張の原因になる
ついつい試合のことを考えてしまうと不安になり試合で焦ってしまう情景が浮かんでしまい、緊張の原因になる
2.普段の日常生活と変わらない行動をする
大会直前だけ不規則な行動をしてしまうと知らないうちに身体的リズムが乱れやすくなる
3.うまくいかない時や不安な時は誰かに相談をする
自己解決をしようとしてしまうと知らずのうちに心を閉ざしてしまい、自信がなくなり病みやすくなる
4.ポジティブな発言を心がける
ネガティブな発言が自信を奪ってしまい、パフォーマンスを低下させてしまう
私は、この4点を意識して競技に取り組むことによって試合での緊張が軽減され、心に余裕が持てるようになりました。あがり症の克服には、様々な方法があります。世界で戦うトップ選手においても、「筋弛緩法を行う」「呼吸を整える」「リラックスできるゆったりした音楽を聴く」「孤独にならないようにする」などそれぞれ自分に合った克服方法を行っています。私の克服方法と似ている部分もあれば異なる部分もあります。つまり、自分に合ったものを見つけ、試合本番に最大のパフォーマンスが発揮できるようにしていく必要があります。そのために、練習と本番が切り離されないように日頃の練習から本番を意識した取り組みを行い、世界を目指していきましょう。
柔道
ホッケー
ライフル射撃
事務局 髙田