平成22年7月17日(土)、アクシオン福岡においてKids(小学5・6年生男女61名)を対象に、本年度3回目の知的能力開発・育成プログラムが行われた。今回はロジカルシンキング(論理的に考える能力)を高める目的で、一枚の絵を完成させるグループワークを主な活動とした。
一枚の絵を等分に分割したカードを一人一枚ずつ持ち、これを元通りの一枚の絵として復元するために、グループで協力するワークである。ただし、その際に「自分の持っているカードの情報を言葉だけで仲間に伝えること。カードをグループの仲間に決して見せてはいけないし、ゼスチャーも使ってはならない」という制限の中で行う。
まずウォーミングアップ、アイスブレイクを兼ねて、6人ひと組で行った。
合図と同時に全員が一斉に発言し合うグループや、一人ずつ順番に発言するグループなど、様々であった。人数が少ないこともあり、比較的簡単に一枚の絵を完成させるグループがほとんどであった。
次に8人ひと組、10人ひと組と、協力するグループの人数を増やしていった。人数が増えるほどに論理的かつ活発に討論を進められたグループは一枚の絵を完成させ、論理的に議論が進まず、各自が勝手に発言し合っているグループは時間がかかるという反応が見られた。
受講生に感想を聞くと、「カードの境目に着目するグループや、絵の色に着目するグループなど、焦点を絞って話し合うグループがうまく絵を完成させることに気づきました」と答えた者もおり、確実に論理的な思考の高まりが見られた。
このようなトレーニングを重ねることにより、日頃から意識して意味のある行動をとる習慣や、効果的な練習・トレーニングに励むよう意識を高め、大事な試合においても最大限の実力発揮ができる知的能力やメンタリティーを高めたい。
一枚の絵を等分に分割したカードを一人一枚ずつ持ち、これを元通りの一枚の絵として復元するために、グループで協力するワークである。ただし、その際に「自分の持っているカードの情報を言葉だけで仲間に伝えること。カードをグループの仲間に決して見せてはいけないし、ゼスチャーも使ってはならない」という制限の中で行う。
まずウォーミングアップ、アイスブレイクを兼ねて、6人ひと組で行った。
合図と同時に全員が一斉に発言し合うグループや、一人ずつ順番に発言するグループなど、様々であった。人数が少ないこともあり、比較的簡単に一枚の絵を完成させるグループがほとんどであった。
次に8人ひと組、10人ひと組と、協力するグループの人数を増やしていった。人数が増えるほどに論理的かつ活発に討論を進められたグループは一枚の絵を完成させ、論理的に議論が進まず、各自が勝手に発言し合っているグループは時間がかかるという反応が見られた。
受講生に感想を聞くと、「カードの境目に着目するグループや、絵の色に着目するグループなど、焦点を絞って話し合うグループがうまく絵を完成させることに気づきました」と答えた者もおり、確実に論理的な思考の高まりが見られた。
このようなトレーニングを重ねることにより、日頃から意識して意味のある行動をとる習慣や、効果的な練習・トレーニングに励むよう意識を高め、大事な試合においても最大限の実力発揮ができる知的能力やメンタリティーを高めたい。