1月14日(土)アクシオン福岡にてJr.知的プログラムが行われた。講師に(財)日本アンチ・ドーピング機構 岡先 聖太氏を招聘し、アンチ・ドーピングについての講話をいただいた。
講話では、ドーピングはいけないことのみで終わらせるのではなく、何故ドーピングをしてはいけないのかを、内容を深めながら説明された。岡先氏は「スポーツは人々に活力を与えたり人生を豊かにしてくれるものであるが、ドーピングをすることによりスポーツそのものの価値が奪われるだけでなく、フェアプレーの精神にも反し、支えてくれている全ての人達を裏切る行為に繋がるものである。受講生たちには、ズルをせず、スポーツを通し人々に勇気を与える人になって欲しい。」と伝えた。
日本で最も多いドーピングは、禁止物質入りの市販薬やドリンク剤をそうとは知らずに服用してしまう「うっかりドーピング」であるそうだ。そうならないためにも「常に自分の口に入れるものに対して責任を持たなければならない」と注意を促した。
受講生たちはトップアスリートを目指す上で、今後、関わる可能性があるドーピングは「ズル」くて「危険」な行為であり、正しく努力し勝利することに意味があるということを再確認できたようだ。