福岡Jr.からは、神谷拓、中島健翔、姫野リーザ由利子、の3名が自分の能力を発揮できるチャンスを求めこのプログラムに参加した。
2月20日(金) Jr.2年 姫野 リーザ 由利子
午前中は、ロードバイクでカーブや8の字、ブレーキの基本練習を行った後に、5㎞サーキットを3周した。カーブや8の字のトレーニングでは、曲がる方の足を上げておくことの大切さを学んだ。
午後は、400mトラックでタイムトライアルを行った。スタート練習では、2の合図で腰を上げ、1で腰を後ろに引いて、0で上半身を前に出し、顔をあげてこぎ出すというトレーニングを繰り返し行った。5㎞サーキットでは、アップダウンがすごく激しくて、下りでは時速60㎞位のスピードとなり、登りでは太ももがぱんぱんになった。ペダルは踏むのではなく、回すようにこぐとスムーズに進むということを学んだ。
2月21日(土) Jr.1年 神谷 拓
午前中はBMXを行った。基本技術としてプッシュ(押す)、プル(引く)の動作があって、コブにさしかかった時にこの動作を行うことによって、加速ができる。BMXプログラムでは日本のトップライダーから指導を受ける機会を設けてくれたことに感謝したい。午後は室内トラックで、チームパシュート、チームスプリントのトレーニングを行った。先を常に見ることにより、より正確により早く走れ、そして、チェスターコーチからは、「常にベストをつくせ」と言われていたので、このことを意識し取り組みを行った。
2月22日(日) Jr.2年 中島 健翔
今日のコンビネーションスキルでは、チェスターコーチから「ハンドリングスキルを向上させる」というテーマのもと、トレーニングを行った。最終日だったので、ロードバイクの操作には慣れていたが、障害物があると肩に力が入って、うまく操作ができなかった。自転車競技だけではなく、力が入っている状態だと自分のベストパフォーマンスができないことを改めて感じさせられた。
今回のタレントアスリートチャレンジプログラム(自転車競技)は、5日間で23時間のプログラムが提供された。参加した福岡TIDはもちろんのこと、岩手、山形、東京、埼玉のTIDの参加者は、同じ世界を目指す仲間がいることと、日本各地で世界を目指しているライバルがいることを再確認した。
また、自転車競技の盛んなイギリスのコーチからトレーニングを受けることにより、世界で戦う為の、心構えや、トレーニングを行う際の姿勢などを吸収することができたプログラムとなった。