5月1日(土)アクシオン福岡にて、Jr.中学1年生~3年生を対象に知的プログラムが行われた。プログラムには財団法人日本オリンピック委員会から松井陽子氏を招聘し、「オリンピズムとスポーツの価値」について講話をいただいた。プログラムの始めにはオリンピックの歴史やオリンピズムの意味などに触れ、その後受講生を10班に分けグループディスカッションを行った。グループディスカッションの課題として「試合前のお願いします、試合後のありがとうございましたというのはなぜ?」、「1位じゃなくて、2位じゃだめなのか?」、「結果が1位じゃなければどうなる?なにが残る?」が挙げられた。班の中で互いに意見を出し合い、3年生を中心として班の意見をまとめ発表をした。課題に対してぼんやりとした感情や考えを持っていたようだが、言葉にするのに苦心しながらも各班意見を発表できていた。最後の課題「福岡県タレント発掘事業の意義は?福岡県の人たちにどんな恩返しができますか?」に対して、「タレント発掘事業の中からオリンピックや世界大会に出場する選手を輩出することで見ている人に感動や希望を与えられ、県市町村を活性化することができ、次世代の選手育成、さらなる事業の発展へとつながっていく」という意見がまとめられ、今後の活動に意欲を燃やしている受講生の様子が伺えた。