6月30日(土)福岡県立スポーツ科学情報センターにて、Jr.共通プログラム「走」が行われ、福岡大学附属大濠中学校陸上競技部監督の宮口亜矢氏から御指導いただいた。
走ることはすべての運動の基本であり、走る上で肩甲骨、股関節、体幹と姿勢が大切ということを述べられ、その各部位を使って走ることを体感した。肩甲骨は腕振りをする際に重要であり、股関節は脚の付け根であり脚の力を発揮する始点となり、スキップ動作により可動域を大きくすることが大切である。また、体幹と姿勢は上手く力を伝えることや走りを安定させるために重要となる。そして、四つん這いの姿勢で移動することで、腕と足が連動して走ることを受講生は実感していた。
メニューが進むにつれて次第に走り方が変化していき、プログラム終盤の走りでは、スタートからスムーズに走れるようになっていた。肩甲骨、股関節、体幹と姿勢を意識して走ることが走力を向上させることを実感した受講生は、積極的に自分のものにしようとしていた。