2012年9月30日日曜日

JOCアスリートペアレンツサミットin福岡

 日本オリンピック委員会主催の標記サミットが9月22・23日、アクシオン福岡で開催された。トップアスリートを目指す子どもの保護者が、良きサポート役になるためにはどのように関わり、育てていけばよいかを考えていく内容であった。テニスプレーヤー杉山愛選手のお母さま、サッカー遠藤保仁選手のお父さまなどがパネラーとして、参加保護者(県内競技団体が推薦する有望選手の保護者など)との意見交換を行った。
初日はパネラーから子育て経験や体験談が語られた。その後のプログラムでは、保護者が子どもの話を「傾聴・承認」するスキルトレーニングが行われた。
二日目は子育てに対する課題や悩みを発表し合い、テーマ別にディスカッションが行われた。また、プログラム終盤には、目指す保護者になるための目標と行動計画を考え、「子どもの話をしっかり聴く。」「試合結果を責めず、頑張った過程を素直に褒める。」など、参加保護者一人ひとりがこれからの関わり方の目標を自己決定していた。
最後に、パネラーの杉山さんが「軸がブレないように子育てをしてほしい。」と伝え、二日間のペアレンツサミットは閉幕した。