平成26年3月8日(土曜日)に第7回目のJr.フェンシングプログラムが福岡県立福岡魁誠高等学校で行われ、福岡県フェンシング協会の野元伸一郎氏等に御指導頂いた。今回が、7回行われるうちの最後となるフェンシングプログラムでは、ウォーミングアップを行い、すぐに受講生同士の試合を行った。これまで行ってきたマルシェ、ロンペ、ファンデヴといった基礎的な動きに加え、相手の攻撃をかわしてからの突きなど、高いレベルの試合を行うことができていた。試合を終えた受講生からは「相手の攻撃をブロックしてから狙った部分を突くことができた」や「相手とのかけひきが上手くできて、カウンターで得点をとることができた」など、これまでのプログラムで習得した技能を発揮することができていた。しかし、「考えていたことと違うことをされたときに、対応することができなかった」や「連続して攻撃するときに、次のことまで考えることができなかった」などフェンシングの特徴でもある攻守の切り替えの早さに戸惑う受講生も多く見られた。今回でフェンシングプログラムは最後となるが、これまでに学んだ状況判断能力や考える力などをそれぞれの競技に活かしてほしい。