2014年10月22日水曜日

能力開発・育成プログラム(Jr.レスリング)

 10月18日(土)、福岡大学(ビクトリーホールレスリング場)にて、宇都宮大輔氏(福岡県レスリング協会)、黒崎辰馬氏(福岡大学)による第3回目のレスリングプログラムが実施された。
 プログラムの前半はマット運動、タックルの練習を行い、後半はタックルからの攻防など、より実践的な動きに取り組んだ。体と体をぶつけ、激しい攻防戦を繰り返し、会場は熱気と緊張感に包まれた。講師の先生からは「大きな声!素早い行動!」と言葉をいただき、それに負けじと、受講生も熱意を持ち、取り組むことが出来ていた。レスリングは、身体全体を鍛え、基礎体力の向上や柔軟性、敏捷性、バランス能力などを身に付けることができる。これらの能力はレスリングに限らず、様々なスポーツ種目にも必要な能力である。
 さらに、レスリングの試合は、握手に始まり、握手に終わる。これはルールとして決まっており、プログラムでも相手との攻防の際には必ず握手をする。トップアスリートとして求められる運動能力に加え、相手に敬意を払うプレーなどフェアプレーの精神もプログラムを通じ、身に付け、心身ともに鍛えてほしい。