以下に、「目標設定の一般原則」を紹介する。
1 長期目標と短期目標を設定する。
長期目標とは:1年以上といった、長いスパンの目標
短期目標とは:今日、今週、今月の目標といった、「日常の練習と直結した目
標」
※今回は1年間をスパンとしたパフォーマンス向上のための目標設定につ
いて学んだ。
2 具体的な目標を設定する。
「~を頑張る」といった抽象的な目標ではなく、測定したり評定したりすること
ができる、できたことがはっきりと分かるような具体的な目標を設定する。
※測定数値、評定化できるものなど。
3 挑戦的かつ現実的な目標を設定する。
高すぎる目標だとやる気がなくなり、低すぎる目標だと簡単に達成できてしま
い面白くない。そのため、一生懸命練習して達成可能な確率が50%程度の目
標が良い。
4 目標達成のための方策を明確にする。
練習の意図を明確にし、自分で練習方法を選択・工夫する。
5 行動目標を設定する。
目標を達成しようとするとき、結果だけにとらわれず、1日100回の素振りとい
ったような行為(行うべき)の目標を立てる。
先生は最後に、「誰かに決められた目標だと上手くいかない。だから、目標は、必ず自分で考えて、自分で決める。自分で決めたことだから、続けないわけにはいかない。」と言われた。
受講生一人一人が、今回のプログラムをこれからの生活に活かすことができれば、1年後には確実に自分自身が設定した姿となっているはず。一年後、受講生の姿が今から楽しみである。