2015年1月21日水曜日

能力開発・育成プログラム Jr.バレーボール

 1月17日(土)、須恵高等学校にて、甲斐富美子氏、山田崇史氏(福岡県バレーボール協会)による第2回Jr.バレーボールプログラムが行われた。
 今回は、第1回目のプログラムに続き、前半はバレーボールを通してのコーディネーショントレーニングを中心に、後半はオーバーハンドパスの基本練習が行われた。
 股関節や肩甲骨の柔軟性を高める動きや、複雑なステップ、ボールを手や脚で操ったりなど、多種類のユニークなトレーニングが行われた。甲斐氏は、これらのメニューひとつひとつを伝授する際に、「この動きは実はレシーブに有効である」等、バレーボール競技のそれぞれの技に繋がるということの説明をされるとともに、「どんな競技の練習メニューでも、なぜやるのか考えること、そして上手い人を真似ることが上達への近道の一つである」とおっしゃった。
 受講生は皆、夢中になって取り組んでいるようではあったが、講師の先生からは、もっとも基本的な、声を出してコミュニケーションをとることが出来ていないと指摘された。「動きながら声を出すことは難しいことではあるが、これはほとんどの団体競技で必要である」ことを説明されていた。次回のプログラムでは、もっと意識的に取り組み、熱意を感じさせる声量で仲間や講師とコミュニケーションを取り合う姿を見せてほしい。