2014年6月22日日曜日

保護者サポートプログラム「調理実習」

6月15日(土)中村調理製菓専門学校にて、Kids6年保護者対象の調理実習が行われた。このプログラムのねらいは、身体形成の基礎となる有効な食習慣についての知識を深め、その意識を高めることである。調理実習を行うまで、保護者の方々は、川口孝真氏による栄養や食事についてのアドバイスをいただきながら、約1ヶ月前から献立作成などの準備を行ってきた。その際、運動後の体のケアや内臓の負担を考え、食事を速く準備することが大切という観点も踏まえ、時間短縮の工夫も取り入れ、各グループ2種類の献立を作成してもらった。
実習中は、講師の方々にサポートして頂きながら、各グループで協力しあい、調理が進められた。固いものを切るコツや、手順など、速く、しかも美味しく料理を仕上げるテクニックを伝授していただいた。完成後は、親子で楽しく食事をする姿がうかがえた。受講生からは、「家ではあまり食べない具が入っていて、これには疲れをとってくれるはたらきがあることを聞いてびっくりした。」「自分は支えらているんだな、これからも頑張ろう」などの感想があった。また、保護者の方々は、「この日のために包丁の練習をしてきた」「失敗してもカバーできる方法があって驚いた」などの感想があり、受講生をサポートする素晴らしい姿勢や、保護者の方々の知識や技術の修得しようとする姿はとてもすばらしいものであった。
更に、講師の河窪氏から、中華料理の大会で受賞された金メダルを見せていただき、それを獲得するまでの努力の話をしていただいた。実際に手に取った受講生は、「僕も努力して絶対金メダルを獲る!」とやる気に満ち溢れていた。
保護者の方々には、プログラムに参加していただいた事に感謝すると同時に、愛情のこもった料理で子どもたちを応援していただきたい。そして受講生はその姿にしっかり応え、日常生活や日々の練習、これからの様々な舞台で頑張りをみせてくれることに期待する。
             
だしの取り方を教わっている様子。
            
              
慣れた手つきでじゃがいもをむいている様子。

              
会食時。
管理栄養士の先生からアドバイスをいただいている様子。

         
河窪先生の金メダルを見せてもらった様子。