2014年8月6日水曜日

地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)5日目

 強風で難しいコンディションの中、5日目がスタートした。午前中のセッションでは、波が高くコンディションが不良だったため2時間かけ、往復3kmの距離をレジャー用のカヌーで渡った。
強風にあおられながらも、まっすぐ進むための方法を考えたり、コーチにアドバイスをもらったりしながら必死に進み続けるタレント生の姿が見られた。
 午後のセッションでは、もう一度、パドリングの基本を見直すためエルゴメーターを使ったトレーニングを行った。合宿5日目で、疲れもピークであったがタレント生は、鏡に映った自分の動きを確認しながら真剣にトレーニングする姿に「カヌー選手」としての自覚が見えた。
 セッション終了後には、ピーターコーチ(ハンガリー)から、「自分たちでは気付くことができていないかもしれないが、君たちはとても成長している。この短期間でここまで成長し、一生懸命な君たちをほこりに思う。」「どんな競技のアスリートも、調子がいいときもあれば、悪いときもある。だから、これからも失敗を恐れず、どんどん挑戦して欲しい。そうすることが、必ずレベルアップにつながる。」といったことが伝えられた。
 合宿の疲れがピークに達しているタレント生たちにとって、ピーターコーチの言葉は、元気とやる気(モチベーション)をまた高めるものになったのではないだろうか。明日からのさらなる成長に期待する。