合宿後半は、周回練習・スタート練習・登坂・タイムトライアル等のトレーニングと共に、様々なゲストによる贅沢なプログラムが行われた。
4日目、この合宿経験者であり現在ナショナルチームの一員である石井貴子選手による講話。「覚悟」という言葉を何度も使われ、物静かな中に自転車に対する想いの強さが伝わってきた。
5日目、常にトップで活躍されている加瀬加奈子選手が、実際に走りを披露し、気さくにサインやアドバイスに応じてくださった。午後は、国際自転車競技連合(UCI)ブライアン会長の講話。「世界で活躍するために必要なことは」との質問に対して、「才能(talent)とその才能(talent)を伸ばすことが重要」とのアドバイスをいただいた。
6日目、サイモン選手(ニュージランド)がロンドンオリンピック銅メダリストの圧巻の走りを2度も披露してくださった。
Cグループ(初心者)は、執行英三コーチ(福岡県出身)や沖美穂コーチ(元プロロードレーサー・オリンピアン)をはじめ日本競輪学校教官の方々を中心に、手厚くご指導いただき、事故なく終えることができた。この合宿の経験を活かし、適性・「talent」のある道を選択し、「覚悟」を決めたパスウェイを期待する。