8月1日(金)から、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)による地域タレントチャレンジプログラム(カヌー)がスタートした。
福岡Jr.から、山根叶多、佐々木修斗、古賀梨予、スミス珠理愛の4名が自分の能力を発揮できるチャンスを求めこのプログラムに参加している。
プログラム1日目は、オリエンテーション、ジムトレーニング、コーチとのミーティングが実施された。
まず、オリエンテーションでは、プログラムに参加する意義やアスリートライフスタイルについての講義が行われ、JSCの豊田氏から、プログラム中に大切にしてほしいこと(以下3つ)が伝えられた。
①プログラム中は、常に「カヌー選手」として活動すること
②考えて行動すること(カヌー選手としてどんな行動が必要か)
③何事にもチャレンジすること
このことは、今回のプログラムに限ったことではなく、トップアスリートを目指す者にとって自らの能力を最大限に伸ばしていくために普段から必要な姿勢である。
次に、ジムトレーニングでは、カヌーにおいて重要な正しい姿勢づくりやトレーニング方法について指導が行われ、大腿筋や肩甲骨周りの柔軟性とお腹周りの筋力(体幹)の重要性が語られた。
また、高校期からより効果的な筋力アップを図るために、今のうちから正しい姿勢によるトレーニングの仕方を理解しておくことが大切であるということが伝えられた。
※ちなみに、負荷は軽いもの(1kg)で十分効果があり、無理に重い負荷をかける必要はない。
1日目の最後には、参加者全員が外国人コーチに対しての自己紹介(1分間)を英語を使って行い、福岡Jr.の4名が、今もっている英語力をフルに活用しながら自己紹介に挑戦する姿が見られた。特に、佐々木修斗は、参加者が挑戦することに躊躇している中、自ら手を挙げトップバッターとして挑み、その姿は、とても印象的であった。
プログラム2日目からは、実際にカヌーを使用してのトレーニングが始まる。
福岡Jr.の4名には、今日の佐々木修斗のような積極的な姿勢でこのプログラムに挑戦し続け、さらに多くのことを学びつかんで欲しい。