2013年6月18日火曜日

能力開発・育成プログラム活動記録(コンディショニング)

 6月15日土曜日、アクシオン福岡多目的アリーナにて栗木明裕氏(日本水泳連盟トレーナー)をお招きして、コンディショニングについての講義・実技指導が行われた。
 始めに、栗木氏の所属する日本水泳連盟でのトレーナー活動の実例紹介があり、次にコンディショニングを崩す原因となるものは何か、食生活では何に気をつければよいか、日常生活の中でコンディショニングを整えるために何が必要かを教えて頂いた。
 後半の実技では、コンディショニングを崩す障害の代表例として腰を挙げられ、その予防策として体幹部の深層筋を鍛えるトレーニングを教えて頂いた。今回はその一例を紹介させて頂く。

■ドローイン
 あお向けに寝転がり膝を曲げる。その体勢で腹式呼吸を行い、臍(へそ)を背骨にくっつけるイメージでお腹をへこませる。その際、臍の下、拳一つ分の所が硬くなっていれば完成。今回行ったトレーニング全ての基本となるものである。

■ドローイン+レッグレイズ
 ドローインを行った上体で片足の膝を伸ばし、その足を上下にゆっくり上げ下げする。左右とも行う。その際、背骨が地面から浮かないよう注意する。背骨が浮いている時はドローインが上手にできていない証拠である。

  最後の質疑応答では、積極的に質問する姿勢が見られ、コンディショニングに対する関心の高さがうかがえた。今回のプログラムで学んだことを、これからの競技生活に活かしてほしい。